後期高齢者保険制度

新しい老人医療保険制度が始まる

後期高齢者医療制度は2006年の通常国会で成立し、2008年度から新たにスタートする在来の保険とは別個の健康保険制度である。現在加入している社保や国保は強制脱退で後期高齢者保険に強制加入させられる。

 

今まで配偶者や子供に扶養されて保険料を払わなくても済んだ人が、新制度下では全ての後期高齢者が保険料を負担しなければならない。しかもその保険料の徴収方法が年金からの天引きだという。該当する人は介護保険料と医療保険料の両方を年金の中から負担しなければならなくなった。

 

定年から15年過ぎて唯一の収入源である年金から無理やり掠め取る様にして保険料を徴収するやり方は、まるで悪代官が喰えない百姓から無理やり年貢を取り立てるのに似ている。まさに現代版の悪代官だ。金は取り易いところから取る。自動車諸税、ガソリン税しかりである。「行革で税金の無駄使いを無くし少しでも国民の負担を軽くする」などという事は現在の政治家の頭には存在しないらしい。

高齢者には前期と後期があるのか

後期高齢者と呼ぶからには前期高齢者も存在するのか。さらに中期高齢者もいるのか。人を馬鹿にするのも大概にしてもらいたい。学校の前期後期ではあるまいし人間の年齢層をこの様に区別して呼びたがるのはいかにも役人的発想である。前期高齢者なるものがありました。65才〜74才の人をいうそうだ。

 

それにしても年金の記録漏れ問題で日本中が揺れて大騒ぎしてる最中で、しかもその解決の目途さえたっていないというのにその年金から保険料を天引きするとは国民無視の暴挙としか思えないのだが暴論だろうか。何でも反対する野党特に民主党は貝になってしまったのだろうか。ガソリン税の暫定税率や日銀総裁人事の件ではあれだけ反対を押し通してきた民主党はどうしてきたのだろうか。75才未満が前期で75才以上が後期だと線引きをされ該当する本人は皆怒っているのだ。福田首相もこの点を気にしていたのだろう。制度開始の4月1日になって、通称を長寿医療制度とする様担当大臣に指示した。